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株式投資の4つの大切なこと


 株式投資を始めるに当たって、3つの大切なことがあります。

(1) リスクがあります。 

 株式はハイリスク・ハイリターン商品です。
 どんなによい銘柄でも1本調子で株価が上がり続けることはありません。
 1年間の高値と安値に大きな開きが出ることも珍しくありません。
 50万の投資が80万になることもあるし、
 20万になることもあります。
 これが株式投資です。


(2) 余裕が大事です。

 1、余裕資金で買いましょう。
 使途の決まっている資金、特に1年後など短期に使う予定があるお金は、
 株式投資に向きません。
 手持ちのお金をほとんど使ってしまうのも考えものです。
 成功は余裕から生まれます。
 生活資金は、預貯金やMMFなど流動性があり安全な金融商品に預けましょう。

 2、心にも余裕を持ちましょう。
 株をするときは無理なことはやめましょう。
 気分がのらなかったら休む。
 体調が悪かったら休む。
 心の余裕が大切です。

(3) 自分で考えて決めましょう。

 自分自身で投資銘柄を考えるところに、株式投資の醍醐味があります。
 他人からの情報、たとえば「この銘柄がオススメ」といった話に無条件に乗ってしまうのは考え物。
 うまい話などめったにありません。
 本当によい話なら、耳打ちしてきた人が全財産をはたいて買っているはずです。
 「ここだけの話」とか「秘密の情報」で儲かると思わないほうが無難です。
 実は、私も「秘密の情報」で何度、痛い目に合ったことか・・・
 好きなんですよー、株の雑誌の怪しげな袋とじ銘柄・・・
 でも、ほとんどだめですね。
 たまには当たるのもあるんでしょうけど。

 投資に当たっては、自分で気に入った銘柄を見つけ、
 自分の判断で売り買いをしましょう。
 他人任せではなく、自分で考え、研究して、判断する人は、
 投資家としてどんどん成長し、キャピタルゲインや配当などの実際の利益のみならず、
 経済や企業を見る目もどんどん養われていくことでしょう。

(4) 株は自己責任です。

 株は自己責任です。
 自分が買った株が下がっても、人のせいにしないようにしましょう。
 私は証券会社に長くいましたが、特に女性が「人のせいにする」という傾向が強いと思います。
 「あの人が勧めたから・・・」と人のせいにして、ぐちぐちいつまでも言う人がいました。
 でも、株を買う判断を最終的にするのは、あなた自身です。
 人のせいにするのはやめましょう。

 ちなみに、女性はそういった傾向が強いからか、
 昔は「信用取引は女性はなるべくダメ」という暗黙のきまりもあったくらいです。
 昔は女性は経済力もなかったからでしょうか・・・

株価はなぜ動くの?


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